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コンタクトレンズ概要と分類

「コンタクト」とは「接触」という意味で、?コンタクトレンズ?は、角膜に「接触」させて装用し、屈折異常等を矯正する医療機器だ。角膜を通して入ってきた光を主に水晶体が屈折させて網膜上に像を結ぶことで私たちは「モノを見る」ことが出来るのだ。「屈折異常」とは、網膜上に焦点が合わなくなる状態を言う。
光が網膜の手前で焦点を結ぶものを「近視」、網膜の後ろで焦点を結ぶものを「遠視」と言う。コンタクトレンズを装着することで、網膜上にキチンと像を結ぶようにするわけだ。
コンタクトレンズの長所短所
視力を矯正する原理は眼鏡と同じだ。コンタクトレンズが眼鏡と異なるのは「眼に直接触れさせて、まるで自分の眼の一部のように使えること」だ。視野が広いこと、レンズが曇らないこと、自然な見え方をすることなどからコンタクトレンズが選ばれることがある。強度の近視の方や左右の視力が大きく違う方は、コンタクトレンズの方が視力矯正に効果的だ。コンタクトレンズにはこのような長所が沢山あるが、取扱に注意を要すること、装着脱の為の練習が必要なこと、目に疾患がある場合には使用できないこと、などの短所もある。
コンタクトレンズの分類
コンタクトレンズ(CL)は、素材による分類、交換のサイクルによる分類、装用の仕方による分類、機能による分類が出来る。
素材による分類では、材質が硬質な「ハードコンタクトレンズ(以下HCLと省略する場合あり)」と、水分を含み柔らかくなる「ソフトコンタクトレンズ(以下SCLと省略する場合あり)」に分類される。
HCLは、酸素を通す酸素透過性HCLと酸素を通さないHCLがあるが、今はHCLと言えば酸素透過性HCLを言う。